リサイクルトナーに充填のトナー成分及び性質について

定着性

トナーに使われている樹脂には、ポリエステル系樹脂とスチレンアクリル系の樹脂を使用していますが、プリンターの印字スピードによって、使用する樹脂を純正は選択しており、再生のトナー選択時も純正と同じ樹脂を使用したトナーを選択しています。

帯電特性

ブローオフ又は電荷差計測方法を用いて純正トナーと同レベルの帯電特性を持ったトナーの選択をしています。

環境性

季節によって、温度・湿度の差異があり、高温/低温・高湿/低湿の環境を再現できる環境室の中で、正常な印字が得られるトナーを選択しています。

外観検査

トナーの形状・粒子径により、帯電特性・流動性が変わる為、マイクロスコープを、用い粒度分布と形状の確認を行い、トナーの選択をしています。

混合試験

純正トナーと再生用のトナーでは、全く同じものではありません。
従って、帯電性や流動性が違います。
違った特性のトナーが混じることによって、トラブルが発生する可能性がある為、純正→再生・再生→純正の混合試験を行い、問題の無いトナーを選択しています。